top of page

BODYWORKS 麻布 院長ブログ

患者様のさまざまな症状や施術のご提案
巷で話題の症状の解説などを綴ったブログです

【高校生ボクサーの上腕部痛|筋肉のマッサージと指圧で調整】

  • 執筆者の写真: 田澤 大輔
    田澤 大輔
  • 3月28日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月2日



数ヶ月前から、高校生のボクサーが定期的にご来院されています。


右肩から上腕部にかけての痛みと、動作時の引っ掛かりがある、とのこと。


ボクシングは腕や肩を酷使するスポーツです。パンチを打つ際のスナップ動作はもちろん、防御のガード姿勢や相手の攻撃をかわすための素早い動きにも肩周りの筋肉が関与します。特に、長時間の練習や試合が続くと、肩甲骨や上腕部の筋肉が緊張し、可動域が制限されることがあります。




鍼が苦手な方へのマッサージと指圧中心の施術


ご本人は鍼治療に抵抗があるとのことで、マッサージと指圧を中心に施術を行いました。



1. 上腕部と肩甲骨周囲の筋肉を緩める


まずは、固くなった上腕部や肩甲骨周囲の筋肉を、マッサージとスクレーパーを使って丁寧にほぐしていきました。

スクレーパーは、血流を促進するのに有効なツールです。

これにより、筋肉の柔軟性が高まり、肩の動きがスムーズになっていきます。



2. 指圧で深層の筋肉にアプローチ


マッサージで表層の筋肉を緩めた後、指圧でより深い部分にアプローチしました。

特に、肩関節の可動域を意識しながら、肩甲骨周囲や上腕の深層筋を調整。

肩甲骨の動きを整えることで、肩関節への負担を軽減し、スムーズなパンチ動作ができるようサポートしました。







施術後は、肩の動かしやすさが改善し、不快な動作時の引っ掛かりも少なくなりました。この後、週に一度のペースでご来院されていますが、5度目の施術後から、引っ掛かりがほぼなくなった、とのことでした。




スポーツと早めのケアの重要性


ボクシングのような競技では、肩や腕の酷使が避けられません。痛みがある状態で無理に練習を続けると、さらに筋肉が硬直し、可動域が狭まるだけでなく、別の部位への負担が増えてしまいます。特に、肩関節の可動域が狭くなると、パンチのスピードや威力にも影響を及ぼします。


そのため、違和感や痛みを感じた際には、できるだけ早めにケアを行うことが重要です。定期的なメンテナンスを取り入れることで、より良いパフォーマンスにつながります。


肩や腕の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。



BODYWORKS 麻布

田澤 大輔


◎ 掲載の許可をいただいております


bottom of page